3人目を迎えてからというもの、毎日が本当にあっという間。
我が家には6歳、3歳、そして0歳の3人の子どもがいます。
上の子2人のときも大変だったけれど、3人目が生まれた瞬間から「これは次元が違う!」と感じる日々。
大人より子どものほうが多いので、当然ながら手が足りません。
でもその分、笑い声も3倍、抱っこも3倍、幸せも3倍。
確かに大変さはありますが、それ以上に「家族っていいな」と思える瞬間がたくさんあります。
これから「3人目が欲しい」「3人目を考えているけど想像がつかない」という方に、我が家のリアルな日常をお伝えします。
3人目育児で「本当に大変」と感じること
① 経済的な負担が増える
3人目になると、まず実感するのが家計の変化です。
児童手当が3人目から3万円に増えるとはいえ、上の子の習い事や教材費、服や靴でほとんど消えてしまいます。
さらに、子どもが大きくなるにつれて食費も右肩上がり。
食料の減り方が驚くほど早く、冷蔵庫を開けるたびに“空っぽ事件”が発生します。
とはいえ、節約の工夫をするのも家族の楽しみ。
フリマアプリを活用したり、使い回しできるアイテムを選んだりして、前向きに乗り切っています。
② 完璧主義を手放すことが大切
3人育児をしていると、「すべて完璧にやろう」と思うほど苦しくなります。
ご飯のメニューが偏っても、洗濯がたまっても、部屋が散らかっていても大丈夫。
「まぁ、いっか」と思える心の余裕こそが、3人目育児には不可欠です。
完璧より笑顔。
これが、わたしが3人目でようやく気づいたことです。
③ 上の子の自立がカギになる
3人目が生まれてから、上の子たちが急にお兄ちゃん・お姉ちゃんらしくなりました。
自分のことを自分でやったり、下の子に優しく声をかけてくれたり…。
もちろん、時にはうまくいかずに泣いてしまうこともあります。
でも、そんな時こそ「ありがとう」「助かったよ」と言葉にして伝えるようにしています。
上の子の存在が本当に頼もしく、家族の成長を感じる瞬間です。
④ 外出がチームプレイになる
3人を連れての外出は、まるで小さな遠征。
ベビーカー、荷物、カート、抱っこ紐…とにかく準備だけで一苦労です。
でも、我が家では「家族チーム作戦」で乗り切っています。
上の子がベビーカーを押したがったり、3歳児が荷物を持ちたがったりと、自然と“協力”の空気が生まれます。
お出かけがスムーズにいかない日も多いですが、そんな時も「まあ今日はこんな日もあるさ」と笑って帰るようにしています。
⑤ スケジュール管理がカオス化
行事・習い事・健診など、3人分の予定を把握するのは至難の業。
我が家では「家族カレンダー」を壁に貼り、全員の予定を見える化しています。
これだけで頭の中がすっきりし、「あれ?今日誰がどこだっけ?」という混乱も減りました。
色ペンで分けると、子どもたちも自分の予定を意識するようになりますよ。
⑥ 家の中がモノであふれる
3人いると、洋服・おもちゃ・ベビーグッズなどがどんどん増えます。
特に性別が違うと、使い回しできないものも多くなりがちです。
我が家では「使わなくなったら即フリマアプリへ」が鉄則。
情はあっても、モノに埋もれる生活はストレスになります。
思い出は写真に残し、モノは手放す勇気が大切です。
⑦ ご飯も洗濯も3倍に!
毎日の食事量も洗濯物の量も、気づけば倍以上。
洗濯カゴはすぐにパンパンになり、毎日洗濯機がフル稼働です。
ご飯も、これから離乳食が始まるとさらに大変に。
だからこそ、時短家電や冷凍食材を味方にしています。
「手を抜く=悪いこと」ではなく、「自分を守るための工夫」だと考えるようになりました。
⑧ 車選びの現実
5人乗りではもう限界。
チャイルドシート、ベビーカー、荷物…すべて積むと後部座席がギュウギュウです。
思い切って6人乗りのミニバンに変えたら、移動が格段に楽になりました。
妻はペーパードライバーを卒業して運転を再開しましたが、家族全員でドライブに行けるようになって本当によかったです。
大変さを乗り越えるための工夫と心の持ち方
夫婦で協力し合う
3人育児は、夫婦どちらか一方が頑張るだけでは成り立ちません。
「お互い大変だよね」「ありがとう」を言い合うだけで、気持ちが軽くなります。
忙しい中でも、1日数分だけでも夫婦の会話を大切にするようにしています。
上の子に少しずつ任せてみる
上の子にできることを少しずつ任せていくと、自立心が育ちます。
「おむつ持ってきて」「洗濯物を分けて」など、できることを頼むだけでも嬉しそう。
“お手伝い”が“自信”につながるのを感じます。
家事・育児の“手抜き”を上手に取り入れる
疲れた日は、惣菜でもテイクアウトでもOK!
無理をして笑顔が減るより、少し休んで笑って過ごす方がずっといい。
「今日はこれでよし!」と思える日は、家族全員の機嫌も良くなります。
3人目だからこそ味わえる幸せと成長
兄弟で遊ぶ姿が微笑ましい
3人いると、遊びの幅がぐんと広がります。
かくれんぼ、ごっこ遊び、ままごと…毎日がにぎやかで、笑い声が絶えません。
子ども同士で遊んでくれるので、親も少し休める時間ができます。
助け合うことで社会性が育つ
兄弟げんかも日常茶飯事ですが、それも成長の一部。
ケンカを通して「譲る」「謝る」「気持ちを伝える」ことを学んでいきます。
3人いることで、自然と社会性や協調性が身についていくのを感じます。
にぎやかで温かい家庭になる
毎日がドタバタだけど、家の中に笑い声が響く。
「大変」よりも「ありがたい」と思える瞬間が増えました。
3人それぞれの個性があって、毎日がちょっとしたドラマ。
親としても、子どもたちに育ててもらっている気がします。
まとめ|3人目育児は大変だけど、それ以上に幸せ
3人目育児は確かに大変です。
体力的にも、精神的にも、経済的にも、想像を超えるハードさがあります。
でも、その大変さの中にある「成長」「笑顔」「家族の絆」は何にも代えがたい宝物。
子どもが3人いることで、家族が助け合い、笑い合い、成長していけます。
もし今、「3人目をどうしよう…」と迷っているなら、ぜひ前向きに考えてみてください。
きっと大変な日々の中に、たくさんの幸せが待っています。
3人目育児は、“大変さ”の先にある“かけがえのない幸せ”を感じられる日々。
にぎやかで、笑顔があふれる毎日を、どうぞ楽しんでください。






