「外食って、本当に大丈夫なんだろうか…」
食物アレルギーを持つ子どもを育てていると、そう思う場面が何度もあります。
私の息子(3歳)は、卵と牛乳にアレルギーがあります。
しかも以前、牛乳でアナフィラキシー症状を経験しているため、外食にはいつも神経を尖らせて店選びをしています。
だけど――「外食をあきらめたくない」という気持ちも、確かにあります。
今回はそんな葛藤を抱えながらも、家族で人気チェーンの「串家物語」に行ってきました。
この記事では、アレルギーのある子どもと外食を楽しむために気をつけたこと、実際に食べられたもの、感じたことをリアルにお届けします。
同じように外食で悩んでいるママ・パパの参考になれば嬉しいです。
串家物語とは?~好きな食材を自分で揚げる楽しさ~

串家物語は、全国に約700店舗を展開している大手の串揚げビュッフェチェーンです。
ショッピングモール内に多く出店しているため、子連れにも便利。
今回はイオンモール内の店舗に行きました。
特徴はなんといっても、「自分で揚げるスタイル」。
串に刺さった食材を、自分で衣をつけて卓上のフライヤーで揚げて楽しむというエンタメ性あふれるスタイルです。
▽基本料金(2025年6月現在)
区分 | 平日ランチ | 土日祝ランチ | 平日ディナー | 土日祝ディナー |
---|---|---|---|---|
大人 | 2,000円 | 2,100円 | 2,900円 | 3,100円 |
小学生 | 1,200円 | 1,300円 | 1,400円 | 1,500円 |
4歳〜小学生未満 | 550円(全日) | |||
3歳以下 | 無料(全日) |
うちは大人2人+6歳&3歳の子どもで合計4,950円。3歳以下無料は本当にありがたい!
アレルギーっ子は串家物語を楽しめるのか?
結論:食べられるけど「事前確認と工夫」が必要
先に結論をお伝えすると――
「串家物語は、アレルギーのある子どもでも楽しめました!」
ただし、アレルギーの程度や食材に応じて、事前の確認と工夫が絶対に必要です。


▽実際に確認したポイント
- パン粉に乳成分あり → 息子は乳アレルギーのため、パン粉はNG
- 衣(ねり粉)の成分をスタッフに確認 → 卵・乳不使用であることを確認
我が家は、パン粉は使用せず「ねり粉だけ」で揚げました。
ねり粉にも味がついていたのと、ソースが豊富なので物足りなさはまったくありませんでした!
実際に食べたもの・避けたものリスト
▽食べられた串メニュー(一部)

- 鶏肉(ささみ、モモ)
- 豚肉・牛肉
- 魚(白身系)
- 野菜類(レンコン、ブロッコリー、さつまいも、かぼちゃ、じゃがいも、ハッシュドポテト)
※衣とパン粉を自分で調整できるのが大きなポイントです!
▽サイドメニューで食べたもの
- 焼きそば(卵・乳不使用のもの)
- まぜごはん(期間限定フェアの場合、具材は確認)
- シュウマイ、肉まん
▽デザート
- フルーツゼリー(成分表を確認してOK)
- 果物(スイカ、オレンジなど)
息子はとても満足していて、「また来たい!」とニコニコしてくれました。
何よりうれしかったのは、食後にアレルギー症状が一切出なかったことです。
アレルギーっ子との外食で大事なこと
外食時は「何が使われているか」を細かく確認することが最も大切です。
でも、それに加えて以下の点も我が家では重視しています。
① チェーン店を選ぶ
大手チェーンはアレルゲン表示がしっかりしているケースが多く、スタッフの教育もされているので安心感があります。
今回の串家物語も、質問にきちんと対応してくれました。
② 選択肢の多い店にする
ビュッフェスタイルは「避けられる」「選べる」ので、アレルギーっ子にはありがたい!
ただ、調理器具やトングの共有には注意です。
③ 子どもウェルカムな雰囲気を重視
子連れ歓迎のお店は、多少バタバタしても大丈夫という安心感があります。
串家物語も子どもに優しく、終始リラックスして食事ができました。
プチ情報:株主優待でお得に行ける!
実は串家物語を運営するのは株式会社フジオフードグループ本社という上場企業。
なんと株主優待として、年2回お食事券がもらえるんです!
- 100株以上の保有で、お食事券や自社商品(3,000円相当)が届く
- NISA口座で購入すれば非課税で運用可能!
「外食費がちょっと重い…」という方は、こうした方法をうまく使うのもアリかもしれません。
まとめ:外食=不安だけじゃない。「工夫すれば楽しめる」がわかった日
今回の串家物語ランチは、「アレルギーがあっても外食を楽しめる!」ということを実感した体験になりました。
もちろん、すべての子どもに当てはまるわけではありませんが、「できる範囲で楽しむ」「無理しない」ことを意識すれば、外食のハードルも少し下がるのではないでしょうか。
最後に:同じ悩みを抱えるあなたへ
アレルギーのある子どもを育てるのは、毎日が試行錯誤の連続。
私も不安になったり、自信がなくなったりすることが何度もあります。
でも、同じようにがんばっているパパやママがいると思うと、少しだけ前を向ける気がします。
そんな人たちとつながれる場所に、このブログがなれたら嬉しいです。
今後も「アレルギーっ子との外食・旅行・日常」の情報を発信していきます。
よければ別の記事もぜひ読んでいってくださいね。