本記事は、卵・乳アレルギーのある息子との実体験と、2026年9月時点で確認した各メーカーの公式商品情報をもとに作成しています。
商品の原材料、製造工場、製造ライン、アレルギー情報、販売状況などは変更される場合があります。
また、同じブランドの商品でも、味や期間限定商品によって使用されている原材料が異なります。
本記事で紹介している商品についても、「卵・乳アレルギーがある方なら必ず食べられる」「アレルギー症状が起こらない」ことを保証するものではありません。
購入・飲食する際は、必ずお手元の商品パッケージとメーカー公式サイトで最新のアレルギー情報をご確認ください。
必要に応じて専門医へ相談し、ご自身・ご家族で最終的に判断してください。
暑くなってくると、「アイス食べたい!」と子どもに言われることが増えます。
我が家にも6歳の娘と3歳の息子がいます。
娘には食物アレルギーがありませんが、息子には卵と乳のアレルギーがあります。
スーパーのアイス売り場へ行けば、
バニラアイス。
チョコアイス。
モナカ。
コーン。
クッキー入り。
本当にたくさんの商品があります。
でも乳アレルギーがあると、当然ながら乳製品を使ったアイスは選べません。
卵も確認する必要があります。
そのため、息子が小さい頃は、「市販のアイスってほとんど食べられないんじゃない?」と思っていました。
ところが実際にスーパーやコンビニで商品を探し、メーカーのアレルギー情報を調べるようになると、意外と選択肢があることが分かってきました。
特に、
・氷菓
・フルーツ系アイス
・かき氷系
・アレルギーに配慮した専用商品
などには、我が家でも候補にできる商品があります。
ただし、ここで一番伝えたいのは、
「氷菓だから大丈夫」
「フルーツ味だから大丈夫」
とは判断できないということです。
同じブランドでも味が変われば原材料も変わります。
この記事では、単に「乳・卵不使用アイス一覧」を並べるのではなく、卵・乳アレルギーの息子を育てる我が家が、実際に市販アイスを選ぶときに何を見ているのかも一緒に紹介します。
我が家がアイスを買うときに最初に見る3つのポイント
まず「乳成分」「卵」の表示を見る
我が家が最初に見るのは商品名ではありません。
パッケージの裏です。
原材料名とアレルギー表示を確認します。
特に乳の場合、「牛乳」という文字だけを探して終わりではありません。
乳製品、脱脂粉乳、練乳、クリームなど、さまざまな形で使用されることがあります。
そのため、我が家では原材料を全部確認したうえで、アレルギー表示も見るようにしています。
同じシリーズでも「味ごと」に確認する
これは本当に重要です。
例えば、「○○シリーズが大丈夫だった!」からといって、そのシリーズ全部が同じアレルギー情報とは限りません。
味が変われば原材料も変わります。
期間限定商品ならなおさらです。
そのため我が家では、「ガリガリ君だから大丈夫」ではなく、「今日買うガリガリ君ソーダはどうか?」という単位で確認しています。
以前食べた商品でも毎回パッケージを見る
一度食べられた商品だと、「これは前にも食べたから大丈夫」と思いたくなります。
でも商品のリニューアルはあります。
メーカー公式サイトでも、多くの商品について原材料や規格が変更される可能性があるため、購入時の商品表示を確認するよう案内しています。
我が家でも、久しぶりに買う商品ほどもう一度確認しています。
2026年に確認できた、我が家が市販アイスを探すときの候補
ここから紹介する商品は、2026年9月時点でメーカー公式情報を確認したものです。
ただし、この記事だけを見て購入を判断せず、必ず実際に購入する商品のパッケージを確認してください。
ガリガリ君 ソーダ
「乳・卵アレルギーの子どもにアイスを探したい」というとき、我が家でも候補になりやすいのがガリガリ君です。
2026年販売の「ガリガリ君 ソーダ」は、赤城乳業の公式商品情報ではアレルギー情報28品目のうち「りんご」が記載されています。
卵・乳はアレルゲンとして記載されていません。
種類別も「氷菓」です。
我が家のように乳・卵の両方を確認したい家庭にとって、こうしたシンプルな氷菓は選択肢を探しやすいと感じています。
ただし、「ガリガリ君なら全部OK」ではありません。
実際にシリーズにはミルク系などさまざまな商品があります。
必ず「ソーダ」など、その日に買う商品の表示を確認してください。
2.ガリガリ君 梨
ガリガリ君には季節によってフルーツ系の商品も登場します。
2026年7月発売の「ガリガリ君 梨」についても、公式商品情報では28品目中のアレルゲンは「りんご」とされています。
卵・乳は記載されていません。
梨味でも実際にはりんご果汁が使用されているため、商品名だけではアレルギー情報は分からないという良い例でもあります。
卵・乳以外のアレルギーもある場合は特に、必ず原材料まで確認してください。
森永製菓 ICE BOX<グレープフルーツ>
ICE BOXも、市販アイスを探すときに候補になります。
2026年9月時点の森永製菓公式情報では、「ICE BOX<グレープフルーツ>」について卵・乳を含む特定原材料は「含まない」とされています。
原材料もグレープフルーツ果汁、異性化液糖、食塩などが中心です。
一方で、ここが重要です。
メーカー公式情報には、卵・乳を含む製品と共通の設備で製造していることも記載されています。
つまり、「原材料として使っていない」ことと、「製造設備も完全に分かれている」ことは同じではありません。
こういった情報まで確認したうえで、子どものアレルギーの程度に合わせて判断することが必要です。
井村屋 あずきバー
我が家が市販アイスを探す中で、「これも候補になるんだ」と思った商品の一つが、井村屋の「あずきバー」です。
2026年9月時点の公式情報で確認できる原材料は、砂糖、小豆、水あめ、食塩。
非常にシンプルです。
メーカー公式サイトでは、特定原材料・特定原材料に準ずるものともに使用していないと案内されています。
ただし、製造ラインでは乳成分を含む製品も生産しています。
そして、もう一つ注意したいのが、「あずきバー」と「あずきバー ミルク」は別商品ということ。
「あずきバー ミルク」には乳成分が使用されています。
商品名が似ているため、「前にあずきバーを食べられたから、これも同じだろう」と判断しないことが大切です。
また、あずきバーはかなり硬い商品です。
メーカーも歯を痛めないよう注意を案内していますので、小さな子どもが食べる場合はその点にも気をつけたいところです。
Dole もりだくさんフルーツ

家族で食べるアイスとして便利なのが、ロッテの「Doleもりだくさんフルーツ」です。
アップル、グレープ、ピーチ、パイナップルの4種類が入ったファミリーパックです。
2026年9月時点のロッテ公式商品ページを見ると、それぞれ果汁を中心とした原材料構成になっています。
こうした小さめのフルーツアイスは、「ちょっとアイスが食べたい」というときにも使いやすいです。
我が家でも、アレルギーがある子どもだけ別のおやつにするより、家族みんなで同じ箱からアイスを選べるというのはうれしいポイントです。
ただし、フルーツ由来のアレルゲンもあります。
卵・乳だけではなく、りんご・ももなど別の食物アレルギーがある場合は個別に確認してください。
セブンティーンアイス グレープシャーベット
駅やショッピングモール、レジャー施設などで見かけるセブンティーンアイス。
子どもはあの自動販売機を見ると、「アイス買いたい!」となりますよね。
でもセブンティーンアイスにも乳を使った商品はたくさんあります。
その中で「グレープシャーベット」は、グリコ公式情報では原材料に含まれるアレルギー物質28品目について「該当なし」とされています。
こうした商品があることを知っていると、出先でアイスを買うときの選択肢になります。
ただし、自動販売機の商品ラインアップは場所によって違います。
また、メーカーも実際に購入する商品パッケージの確認を案内しています。
セブンティーンアイス サイダー
同じセブンティーンアイスでは「サイダー」もあります。
公式情報では、原材料に含まれるアレルギー物質28品目について「該当なし」とされています。
ソーダ系・サイダー系ということで、「やっぱりシャーベット系を選べばいいんだ」と思うかもしれません。
でも、ここで注意してください。
シャーベット系でも乳成分が入っている商品があります。
実際、2026年に販売されている「ホワイトサワー<ぷにぷにゼリー>」は種類別では「氷菓」ですが、原材料には乳製品が使用され、アレルギー情報にも「乳成分」が記載されています。
つまり、「氷菓=乳不使用」ではありません。
これは市販アイスを選ぶうえで、ぜひ知っておきたいポイントです。
シャトレーゼ「乳と卵と小麦粉を使用していないおいしいアイス」

アレルギーのある子どもを育てている家庭にとって、かなり分かりやすい商品だと思うのがシャトレーゼです。
2026年9月現在も、「乳と卵と小麦粉を使用していないおいしいアイス」が公式サイトで販売されています。
乳製品と卵の代わりに豆乳と植物油脂を使用した、バニラミルク風味の商品です。
普通の氷菓ではなく、「白いアイス」「バニラっぽいアイス」を子どもに食べさせてあげたいときに、こうした選択肢があるのはありがたいです。
乳アレルギーがあると、バニラアイスはなかなか選択肢に入りません。
そのため我が家でも、「普通のアイスみたいなものを食べさせてあげたい」と思うことがあります。
そういう意味でも、アレルギーに配慮して作られた商品は貴重です。
ただし、この商品には大豆が使用されています。
また、公式サイトによると製造ラインでは乳・卵・小麦を使用した製品も製造していますが、アレルゲン検査を行ったうえで出荷されています。
それぞれのアレルギーの状況に合わせて判断してください。
「爽」にもフルーツ系はある。でも味ごとの確認が必要
2026年の「爽」には、シャインマスカット、みかん、夏色ラムネなどフルーツ系・氷菓タイプの商品があります。
一方、定番の「爽 バニラ」には乳製品と卵黄が使用されています。
「爽 練乳いちご」にも乳成分が使用されています。
つまり、同じ「爽」というブランドでも商品ごとに全く違うということです。
これは市販アイス選びでとても大切な考え方です。
フルーツ系の商品を見つけたときも、「爽だから前にダメだった」「フルーツだから大丈夫」のどちらでもなく、商品ごとの表示を確認してください。
我が家では「商品名を覚える」より「確認する習慣」を大切にしている
乳・卵アレルギーの子どもとの生活を続けていると、「食べられる商品リストを全部覚えたい」と思うことがあります。
私も最初はそうでした。
でも今は少し考え方が変わりました。
なぜなら、商品は変わるからです。
新商品が出る。
期間限定商品が出る。
リニューアルされる。
パッケージが変わる。
原材料が変わることもあります。
だから、「この商品なら絶対大丈夫」と何年も覚えておくより、買うときに確認する習慣をつける方が大切だと感じています。
「乳化剤」は乳成分なの?
市販アイスの原材料を見ていると、「乳化剤」という言葉がよく出てきます。
名前に「乳」が入っているので、「乳アレルギーならダメなの?」と心配になりますよね。
しかし、「乳化剤」という名称だけで牛乳や乳製品が含まれているという意味ではありません。
乳化剤は、水と油のように混ざりにくいものを混ざりやすくするために使われる添加物の名称です。
そのため、「乳化剤」という文字だけを見て乳成分の有無を判断しないことが大切です。
逆に、「乳化剤しか書いてないから大丈夫そう」と自己判断するのでもなく、最終的には商品に記載されたアレルギー表示を確認します。
「氷菓」と書いてあれば乳アレルギーでも大丈夫?
これも注意したいところです。
アイスのパッケージには、
・アイスクリーム
・アイスミルク
・ラクトアイス
・氷菓
などの表示があります。
「氷菓」なら乳が入っていなさそうに感じます。
実際、今回紹介したガリガリ君やICE BOXなど、氷菓には乳・卵を原材料として使用していない商品があります。
でも、氷菓という分類だけで判断してはいけません。
先ほど紹介したセブンティーンアイスの「ホワイトサワー」は「氷菓」でありながら乳成分を含んでいます。
必ずアレルギー表示を確認してください。
「フルーツ味」だから大丈夫とも限らない
これも我が家が気をつけているポイントです。
見た目が、ぶどう。みかん。いちご。桃。なら、「果汁を凍らせただけかな?」と思ってしまいます。
でも実際には、乳製品を組み合わせた商品もあります。
特に、
「フルーツ+ミルク」
「フルーツ+ヨーグルト」
「フルーツ+クリーム」
のような商品もあります。
だから我が家では、商品名やパッケージの見た目では判断しません。必ず裏を見ます。
「みんなと同じようにアイスを選べる」ことがうれしい
アレルギーのない娘と、卵・乳アレルギーのある息子。
スーパーへ行くと当然、娘は、「これがいい!」と好きなアイスを選びます。
一方、息子には、「これはダメ」と言わなければならないことがあります。
親としては、これが結構つらいです。
本人が悪いわけでもありません。
ただ食べたいだけです。
だからこそ、「こっちなら食べられそうだよ」「どっちにする?」と、息子自身が選べる商品が複数あるとうれしくなります。
ガリガリ君にする?あずきバー?フルーツアイス?
そんなふうに選べること自体が、我が家では大切なおやつ時間になっています。
アイス売り場で我が家が実際にやっていること
スーパーでアイスを買うときは、だいたい次の順番です。
子どもが食べたいアイスを見る
まずは、「どれが食べたい?」と聞きます。
最初から親が全部決めるのではなく、できるだけ息子にも選ばせます。
裏面のアレルギー表示を見る
選んだ商品をひっくり返します。
卵。乳成分。
まずここを確認します。
原材料も確認する
アレルギー表示だけでなく、原材料名も一緒に確認します。
必要ならメーカー公式サイトを見る
その場で判断しにくい場合は、スマートフォンでメーカーの商品ページを確認することもあります。
それでも分からなければ無理に買いません。
別の商品を探します。
「前に食べたから」は理由にしない
以前購入したことのあるアイスでも、パッケージを見る習慣は続けています。
面倒に感じることもありますが、我が家では大切な確認だと思っています。
この記事の「食べられる商品一覧」だけを見て買わないでください
少し変なことを言うようですが、この記事で一番伝えたいことの一つです。
SHOUBLOGでは、「この商品が候補になった」「我が家ではこう選んでいる」という実体験を紹介しています。
でもこの記事を読んで、「SHOUBLOGに書いてあったから大丈夫」とは判断しないでください。
この記事を書いた後に原材料が変わる可能性があります。
販売される商品も地域・時期によって違います。
そして何より、同じ卵・乳アレルギーでも症状の程度は人それぞれです。
購入するときには、必ず今、手に持っている商品の表示を確認してください。
これが一番大切です。
まとめ|乳・卵アレルギーでも、市販アイスの選択肢は思っていたより多かった
息子に卵・乳アレルギーがあると分かった頃、「アイスなんてほとんど食べられないだろうな」と思っていました。
でも実際にスーパーやコンビニの商品を一つずつ確認するようになると、
「これもある!」「こっちも候補にできる!」
という商品が見つかりました。
2026年9月時点では、
・ガリガリ君 ソーダ
・ガリガリ君 梨
・ICE BOX<グレープフルーツ>
・井村屋 あずきバー
・Dole もりだくさんフルーツ
・セブンティーンアイス グレープシャーベット
・セブンティーンアイス サイダー
・シャトレーゼ「乳と卵と小麦粉を使用していないおいしいアイス」
など、公式情報を確認しながら候補を探すことができます。
ただし、大切なのは商品名を丸暗記することではありません。
「今日買う、この商品の表示を見る」ことです。
同じシリーズでも味が違えば原材料は変わります。
「氷菓」だから大丈夫とも限りません。
「フルーツ味」だから大丈夫とも限りません。
以前食べたから今回も同じとも限りません。
少し確認する手間はかかります。
でも、「どっちのアイスにする?」
と息子に聞ける選択肢が増えたことは、我が家にとってすごくうれしいことでした。
SHOUBLOGではこれからも、卵・乳アレルギーのある息子との実体験をもとに、
「実際に見つけたもの」
「実際に食べているもの」
「選ぶときに確認していること」
を紹介していきます。
同じようにアレルギーのある子どものおやつ選びに悩んでいるパパ・ママの、選択肢を一つでも増やすきっかけになればうれしいです。

