本記事は、卵・乳アレルギーのある息子との実体験と、記事更新時点で確認した各飲食店の公式情報をもとに作成しています。
飲食店のメニュー、原材料、製造工程、調理方法、アレルギー情報は変更される場合があります。
また、原材料として卵・乳を使用していない商品であっても、製造工場や店舗での調理過程において、他の商品と調理器具・設備・揚げ油などを共有している場合があります。
アレルギー物質に対する反応の程度にも個人差があります。
そのため、本記事で紹介している内容は「卵・乳アレルギーがある方でも必ず食べられる」「アレルギー症状が起こらない」ことを保証するものではありません。
実際に利用する際は、必ず各飲食店の公式サイトや店舗で最新のアレルギー情報をご確認ください。
必要に応じて専門医へ相談し、ご自身・ご家族で最終的に判断してください。
「ポテト食べたい!」
「ハンバーガー食べてみたい!」
卵・乳アレルギーのある息子から、そんなことを言われるようになりました。
子どもからすれば、マクドナルドなどのファーストフード店は特別な場所なのかもしれません。
お店の前を通れば大きなハンバーガーの写真があります。
ポテトもあります。
子ども向けのセットもあります。
当然、「食べてみたい!」となります。
でも、親としてはそう簡単ではありませんでした。
「パンには乳が入っていない?」
「ナゲットの衣は?」
「ポテトは同じ油で揚げていない?」
「ソースに卵が入っていたら?」
食物アレルギーがあると、普通なら気にしないところまで確認する必要があります。
我が家の場合、息子は卵と乳の両方にアレルギーがあります。
だから最初のころは、「ファーストフードは難しいんじゃないか」と思っていました。
ところが実際に公式サイトでアレルギー情報を調べ、お店を利用してみると、ファーストフードを完全に諦める必要はないことが分かってきました。
この記事では「卵・乳不使用の商品一覧」を並べるだけではなく、卵・乳アレルギーのある息子と実際にファーストフードを利用してきた親目線で、
・我が家がどうやってお店を選んでいるのか
・注文前に何を確認しているのか
・実際に子どもが喜んだもの
・親として注意していること
を紹介します。
- 最初のマクドナルドでは「ポテトとジュース」から始まった
- 調べてみると「ポテトだけ」ではなかった
- 子どもにとって「みんなと同じように楽しめる」ことも大きかった
- マクドナルドで我が家が必ずやっていること
- モスバーガーは「低アレルゲンメニュー」があるのが特徴
- モスバーガーは店頭でもアレルギー情報を確認できる
- ケンタッキーなどは「家族全員が同じ店で買う」にこだわらない
- 我が家は「チェーン名」だけで食べられる・食べられないを決めない
- 卵・乳アレルギーの子どもとファーストフードへ行く前の5つの確認
- 「食べられるか」だけでなく「子どもが楽しめるか」も大切にしたい
- 「ポテトだけ」だった息子がファーストフードを楽しめるようになった
- まとめ|卵・乳アレルギーがあっても「全部諦める」必要はなかった
最初のマクドナルドでは「ポテトとジュース」から始まった
我が家にとって特に印象に残っているのが、息子とマクドナルドへ行ったときです。
息子は、「ポテト食べたい!」「ハンバーガー食べたい!」と楽しみにしていました。
でも、初めて行ったときの私はかなり慎重でした。
事前にアレルギー情報を調べたものの、「本当に大丈夫かな?」という不安があり、最初はマックフライポテトとジュースを選びました。
息子はポテトを食べて喜んでいました。
ただ、「ハンバーガーも食べてみたかった……」という息子の言葉が残りました。
アレルギーがある以上、食べられないものがあるのは仕方ありません。
でも、「食べられない」で終わらせるのではなく、もう少しちゃんと調べてみよう。そう思うきっかけになりました。
調べてみると「ポテトだけ」ではなかった
そこからマクドナルドの公式アレルギー情報を詳しく確認するようになりました。
マクドナルドでは、公式サイト上でアレルギー物質を指定して商品を検索できます。
我が家の場合なら「卵」「乳」を確認します。
そして分かったのが、ファーストフード=何も食べられないではないということでした。
マクドナルドには、マックフライポテトだけでなく、チキンマックナゲット、えだまめコーンなど、公式情報を確認したうえで我が家が選択肢にできた商品がありました。
今では息子にとって、「マクドナルド=ポテトしか食べられない場所」ではありません。
その変化は親としてもうれしかったです。
ただし、ここで注意してほしいことがあります。
この記事を読んで、「じゃあナゲットなら大丈夫なんだ」とは判断しないでください。
マクドナルドの商品情報は変更される可能性があります。
また、公式サイトでも、原材料として使用していなくても製造・調理工程で共有・接触する可能性がある商品について案内されています。
我が家も利用するたびに公式情報を確認するようにしています。
子どもにとって「みんなと同じように楽しめる」ことも大きかった
親になって感じたのですが、アレルギーのある子どもにとって外食は単純に「食事をする場所」ではありません。
おもちゃを選ぶ。
ポテトを食べる。
ジュースを飲む。
家族と一緒に席に座る。
「次はこれにする!」と自分で選ぶ。
こうした経験も含めて外食です。
特にファーストフードでは、子ども向けのセットなどがあるため、息子にとって特別感があります。
アレルギーがあると、どうしても親が、「これはダメ」「こっちにしよう」と決める場面が多くなります。
だから我が家では、食べられる商品の中から息子自身が選べることも大切にしています。
これは実際に子どもと外食するようになってから気づいたことでした。
マクドナルドで我が家が必ずやっていること
マクドナルドは公式サイトのアレルギー検索を使えるので、我が家では行く前に確認します。
以前確認したことがある商品でも、毎回同じとは限りません。
そのため、「前回食べたから今回も大丈夫」ではなく、「今日食べる商品の情報をもう一度確認する」ようにしています。
特に期間限定商品は注意しています。
見た目が似ていても、ソースやトッピングが違えば使用されている原材料も変わります。
また、原材料に卵・乳が含まれていないことと、交差混入の可能性がないことは別です。
我が家の場合は息子の状況を踏まえて判断していますが、重度のアレルギーがある場合などは特に注意が必要です。
モスバーガーは「低アレルゲンメニュー」があるのが特徴
卵・乳アレルギーの子どもとのファーストフードを考えるとき、もう一つ知っておきたいのがモスバーガーです。
モスバーガーには通常メニューとは別に「低アレルゲンメニュー」が用意されています。
これはアレルギーのある子どもを持つ親にとって、かなり分かりやすい仕組みだと感じます。
「普通のメニューから食べられるものを探す」だけではなく、最初から低アレルゲンメニューという選択肢があるからです。
モスバーガーの公式情報では、8大アレルゲン食材を原材料として使用していない低アレルゲンメニューが案内されています。
ただし、低アレルゲンメニューだからといって、すべての食物アレルギーの方が問題なく食べられるという意味ではありません。
モスバーガー自身も、工場や店舗で意図しない付着・混入が起こる可能性や、店舗によって一部食材が異なる場合があることを案内しています。
利用前には必ず最新情報を確認してください。
モスバーガーは店頭でもアレルギー情報を確認できる
個人的に便利だと思ったのが、モスバーガーでは一部店舗を除き、店頭でも商品ごとのアレルギー情報や、指定したアレルゲンを使用していない商品の一覧を確認できることです。
外食すると、「家で調べてきたけど、本当にこれで合ってるかな?」と不安になることがあります。
そんなときに店頭で再確認できる仕組みがあるのは助かります。
我が家も、「ネットで確認したから終わり」ではなく、不安な場合はスタッフさんへ確認するようにしています。
ケンタッキーなどは「家族全員が同じ店で買う」にこだわらない
ファーストフード店をいろいろ調べるようになって、もう一つ考え方が変わりました。
それが、家族全員が同じ店の商品を食べなくてもいいということです。
特にショッピングモールのフードコートなら、
お父さんはラーメン。
お母さんはケンタッキー。
娘はうどん。
息子はアレルギー情報を確認できた別のお店。
という選び方ができます。
以前は、「家族で外食するなら同じ店で食べるもの」と思っていました。
でもフードコートなら、アレルギーのある子どもに合わせながら、家族それぞれが食べたいものを選べます。
これは実際に子どもと外食するようになって気づいたメリットでした。
食べられる商品が少ないファーストフード店を無理に選ぶより、「今日は別のお店から買おう」でいいと思っています。
我が家は「チェーン名」だけで食べられる・食べられないを決めない
以前の私は、「マクドナルドはどう?」「モスは?」「ケンタッキーは?」というように、お店単位で考えていました。
でも今は違います。
同じお店でも、
・定番商品
・期間限定商品
・サイドメニュー
・ソース
・デザート
によって使用されている原材料が違います。
そのため、「この店は大丈夫」ではなく「この商品はどうだろう?」と考えるようになりました。
これは卵・乳アレルギーの子どもと外食するうえで、とても重要だと感じています。
卵・乳アレルギーの子どもとファーストフードへ行く前の5つの確認
我が家では、ファーストフードへ行くときに次のような確認をしています。
公式サイトを見る
最初に公式サイトのアレルギー情報を確認します。
個人ブログやSNSの記事も参考にはなります。
SHOUBLOGもその一つです。
ただし、アレルギー情報については原材料変更などがあるため、最終確認には必ず公式情報を使ってください。
「卵・乳不使用」だけで判断しない
原材料に卵・乳が含まれていなくても、同じ工場、調理設備、揚げ油などを使用している場合があります。
特にファーストフードでは複数の商品を同じ店舗内で調理しています。
交差混入についてどの程度まで対応する必要があるかは人によって違うため、必要に応じて医師へ相談したうえで判断してください。
ソース・ドレッシングまで確認する
意外と忘れやすいのがソースです。
本体が問題なくても、「付属ソースは?」という確認が必要になる場合があります。
我が家では別添えの商品も含めて確認するようにしています。
期間限定メニューは改めて調べる
「いつもこのお店で食べているから」と期間限定商品まで同じ感覚で注文しないようにしています。
期間限定メニューは定番商品とは原材料が違う可能性があります。
子どもは新商品の写真を見ると、「これ食べたい!」となります。
その気持ちは分かりますが、そこは一度確認してからです。
分からなければスタッフさんへ聞く
公式サイトを確認しても分からない場合は、店舗で確認します。
我が家では、「子どもに卵と乳のアレルギーがあります」と伝えています。
ただし、店舗スタッフへ確認したから絶対に安全という意味ではありません。
最終的には公式情報や子どものアレルギーの程度などを踏まえて判断しています。
「食べられるか」だけでなく「子どもが楽しめるか」も大切にしたい
卵・乳アレルギーの息子との外食を続けてきて、我が家のお店選びは少し変わりました。
最初は、「食べられるものが1品でもあるか」だけを考えていました。
でも今は、「息子自身が外食を楽しめるか」も考えています。
例えば、食べられるものがポテト1種類だけのお店と、いくつかの候補から自分で選べるお店。
どちらに行きたいかと考えれば、我が家では後者を選ぶことが多いです。
もちろん家族の都合もありますし、毎回理想どおりにはいきません。
それでも、「アレルギーがあるから、あなたはこれだけ」という経験ばかりにはしたくないと思っています。
これは公式のアレルギー一覧表には載っていない、実際にアレルギーのある子どもと外食している親として感じる部分です。
「ポテトだけ」だった息子がファーストフードを楽しめるようになった
最初にマクドナルドへ行ったとき、息子が食べたのはポテトとジュースでした。
あのとき、「ハンバーガーも食べてみたかった」と言われたことを今でも覚えています。
そこからアレルギー情報を調べるようになり、
「これも選択肢にできるかもしれない」
「このお店には低アレルゲンメニューがある」
「ここは選択肢が少ないから、今日は違う店にしよう」
と判断できるようになりました。
アレルギーがなくなったわけではありません。
確認しなくてよくなったわけでもありません。
それでも、親が知っている選択肢が増えるだけで、子どもの外食の幅も少し広がることを実感しています。
まとめ|卵・乳アレルギーがあっても「全部諦める」必要はなかった
卵・乳アレルギーのある子どもとのファーストフード。
最初は、「食べられるものなんてほとんどないんじゃない?」と思っていました。
でも実際に調べて利用してみると、我が家では楽しめる選択肢を見つけることができました。
特に感じているのは、「ファーストフードだから無理」と決めつける必要はないということです。
ただし反対に、「このチェーンなら大丈夫」と決めつけるのも危険です。
商品は変わります。
原材料も変わる可能性があります。
期間限定商品もあります。
店舗での調理環境も確認が必要な場合があります。
だから我が家では、公式情報を確認する → 食べられそうな候補を探す → 必要なら店舗でも確認する → 子どもの状況に合わせて判断する
という流れを大切にしています。
そしてもう一つ。
アレルギーのある子どもとの外食で大切なのは「食べられるものがあるか」だけではないと思っています。
自分でメニューを選べた。
家族と同じテーブルで食べられた。
おもちゃをもらって喜んだ。
「また行きたい!」と言ってくれた。
そんな経験も、子どもにとっては大切な外食の思い出です。
SHOUBLOGではこれからも、卵・乳アレルギーのある息子と実際に行ったお店について、
「何を確認したのか」
「実際に何を選んだのか」
「行ってみてどうだったのか」
を親目線で紹介していきます。
同じように、「アレルギーがある子どもと、どこへ食べに行こう?」と悩んでいるパパ・ママの参考になればうれしいです。

